シッダールタの悟り
シッダールタも悟りを開く前は、他の僧たちと同じように修行していました。死んでしまうのでは?と仲間たちに心配されるような苦行もしました。しかし、苦行をしても苦痛に耐える力がつくだけでした。悟りを開くことを諦め、里におりてきた彼に、村娘がミルクを恵んでくれました。生命力が蘇ったシッダールタは、菩提樹の下で瞑想をはじめると、突然に悟りを得て「ブッダ」になります。35歳の時の話です。
最初の弟子は修行時代の仲間たちだった
仲間たちは、シッダールタが里へおりたことを苦行から脱落したものと見ていました。しかし、悟りを開いた彼を見て“変わった”事に気づき、説法に耳を傾けます。そして、最初の弟子になりました。