仏教の発展
シッダールタがブッダになってから、各地の王族、商人など支援者に招かれ弟子たちを連れて旅を続けていました。ブッダの布教活動には、人を驚かすような奇跡もなければ、権力者からの弾圧もなく40年以上活動していきます。最期は旅の途中に体調を崩し、亡くなりました。これを仏教では入滅といいます。ブッダは最期に弟子たちに向かって自分の遺骨の供養よりも、正しい目的の為に努力しなさいと言い残しました。
ブッダの死後
ブッダの死後、マウリヤ朝のアショーカ王は、王子をセイロン島に派遣して仏教を伝えさせ東南アジアへ広まりました。この仏教は南伝仏教もしくは上座部仏教といい、日本に伝わった北伝仏教よりも古い形の教えです。